テレビ宮崎前社長の慰労金減額
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5064981031.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
宮崎市に本社がある民間放送「テレビ宮崎」は、去年6月に退任した前の社長について、
出張の際、社内規定を超える高級ホテルの宿泊費を会社に負担させるなど
職務執行上の問題があったとして、前社長の退職慰労金を85%減額することがわかりました。
テレビ宮崎によりますと、渡邊道徳前社長は去年6月に退任しましたが、
在任中に東京などに出張し高級ホテルに泊まった際の宿泊費について、
社内規定を超えた分を会社に負担させたということです。
会社が熊本国税局の税務調査を受けた際、平成27年度までの4年間に、
社内規定を超えて会社が支払った宿泊費の1000万円を超える分が個人の所得に当たると指摘され、
前社長はおよそ600万円を追徴課税され納付しました。
その後、取締役会の承認を得ないまま前社長の役員報酬が引き上げられ、
事実上会社が追徴課税分を補てんしていたということです。
これについて、会社は専門家による委員会を設置し調査したところ、委員会は
「前社長は絶対的な権力を持ち、独善的なふるまいへの歯止めが社内に存在しなかった」
と問題の原因を指摘したということです。
テレビ宮崎は2日臨時の取締役会を開き、前社長に職務執行上の問題があったとして、
前社長に支払う退職慰労金を85%減額することがわかりました。
退職慰労金の額などは、個人情報を理由に明らかにしていません。
02/03 11:50