石垣市漁業集落によると、パトロールは青年部と保安部から計20人が参加。午後10時から翌朝5時頃まで、両海岸での見回りや声掛けによって密漁への注意喚起を行い、非組合員によるタコ6匹とシャコガイ2個の採取を発見したという。
根本部長は「近年、国内外を問わず貴重な水産資源が減少している。非漁業者にも認められている海の利用法は様々あるので、互いの立場を理解し合い、美しい八重山の海での秩序ある利用を心がけていただければ」と呼び掛けた。
一般の人が使ってはいけないものとして@刺網等AカニカゴB潜水器具C発射装置を有する漁具―がある。
ルールを守らない場合には、県漁業調整規則または漁業法の違反となり、最高で「罰金300万円又は3年の懲役」の罰を受けることもある。
また採取禁止のものにはモズクやウニ、ナマコ、サザエ、タコ、シャコガイ類などがあり、採取した場合、漁業権の侵害として訴えられ、100万円以下の罰金を科せられることもあるという。
八重山日報オンライン 2021/3/5
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発見されたタコ(石垣市漁業集落提供)