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2020/06/26(金) 13:00:23.69ID:lnyYQYoj9通称「アベノアプリ」は、陽性者と近づいた回数が毎日通知される仕組みだ。しかし、陽性者と接触した“件数”が数字で表示されるのみで、いつ、どこで、どの陽性者と接触したのか、時間や場所はわからない。しかも、アプリ利用者が感染した場合、「感染した」と登録するかどうかは陽性者の任意となっているので、感染者が自主的に登録しなければ機能しない仕組みとなっている。不具合も多く、現在はメイン機能である1日1回の通知すらされない状態だ。
ダウンロードした人からは、「起動してもすぐに落ちる」「Bluetoothを付けっぱなしで電池の減りが早い」「アベノマスクみたいに無駄」といった声が寄せられている。
問題は機能面だけではない。総務省の「令和元年度版情報通信白書」によると、日本のスマホ保有率は64・7%だ。つまり、国民の6割以上に普及させるには、スマホを持つ国民ほぼ全員のダウンロードが最低条件となる。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう分析する。
「陽性者は、恥ずかしさや申し訳なさから、自分が陽性者だと他人に知られたくない。そんな人がわざわざ登録するわけがないし、そもそも登録を個人の裁量に任せている時点でアウト。何かしなければと焦った政府が見切り発車しただけの使えないアプリだ」
アベノアプリの予算について厚労省に問い合わせると、「担当の部署がないため答えられない。専用窓口がない理由も言えない」と回答。厚労省がアプリの工程管理を委託した、パーソルプロセス&テクノロジーの親会社パーソルホールディングスにも問い合わせたが、「必要な場合のみ回答する」との対応で、期限内の回答は得られなかった。
アベノマスクに続き、ムダな施策によって、不透明な税金の使い道と委託先企業が浮かび上がってきた。
日刊ゲンダイ
2020/06/26 06:00
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