ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備をめぐり、防衛省は8日、「調査データに誤りがあった」として配備予定地の秋田で地元住民らに謝罪しました。
「このような重大なミスが生じたことについて本当に申し訳なく思っていまして、信頼を失墜しかねないと強く認識しています」(防衛省 担当者)
防衛省は配備候補地の検討を行うなかでレーダーの電波を遮る山がないかを調査し、報告書にまとめました。この際、縮尺が異なる複数の地図データを計算に使用するという「人為的なミス」があり、報告書に記載されたデータが9か所で間違っていたということです。
「万一、事故起きたらどうするんですか。またミスしましたと言うんですか、想定外でしたと言うんですか。我々の人生かかってるぞ」(地元住民)
防衛省は「配備予定地を見直す必要はない」としていますが、ずさんな調査に住民からは不安と反発の声が上がっています。
TBS NEWS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3694580.htm