米国のハリス副大統領は27日、安倍晋三元首相の国葬に出席後、東京都港区の増上寺で記者団の取材に応じ「『自由で開かれたインド太平洋』という言葉を生み出したのは彼だった。米国はその原則を大切に守っていく」と安倍氏の外交実績を評価した。安全保障面で日本や韓国、オーストラリアなどと連携を深める考えを表明した。
ハリス氏は増上寺の境内を散策し「日米両国民の友情が末永く続くことを祈ります」と日本語で書かれた絵馬にサインして奉納した。岸田氏のほかアルバニージー氏や韓国の韓悳洙首相らと会談したことを踏まえ「安倍元首相の死去という悲しい状況下での訪問となったが、とても良い重要な旅となった」と語った。
https://www.sankei.com/article/20220927-CK2PRCZQTVPBRKVOPB2H5PWGCI/