■参院選で候補者を支援 旧統一教会と自民党の“近い距離”
旧統一教会と自民党の近い関係については、 度々、指摘されてきました。第一次安倍政権で、総理秘書官を務めた井上義行氏。
今回の参院選で、自民党から比例で出馬し、当選を果たしました。
井上氏は、事件の2日前の7月6日、旧統一教会の関連団体の集会に参加していました。
旧統一教会側の関係者(6日の集会)
「うちの教会、うちの組織もたーくさんの問題があります。この問題を支援してくださる方が、井上義行先生でございまーす! 井上先生はもうすでに信徒になりました。私も、大好きになりました。戦いをするならば、必ず勝たないといけない」
井上氏の事務所と、旧統一教会側の双方に取材したところ、井上氏は旧統一教会の「賛同会員」で、今回の参院選で教団側の支援を受けていたことを認めました。
井上義行氏(6日の集会)
「私は正直に言っちゃっていいんですか。同性婚は反対と言うことを。今大炎上なんで、トレンド入りしました。私は信念で言ってるんだ。だって私は、同性婚には反対ということを信念をもって言い続けます」
集会参加者
「そうだー!」
教団への献金などによる被害者を救済してきた弁護士は。
全国霊感商法対策弁護士連絡会 山口広弁護士(7月12日)
「今回の選挙でも、あるいはその前の選挙でも、特定の自民党の候補者を組織推薦候補として応援をしてきた。それに信者組織は動員をかけてやってきた」
政教分離の原則がある中、政治家と宗教の距離の近さが浮き彫りとなりました。
TBS NEWS DIG
7/15(金) 15:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/eaab578d2fd2383255eacb055289c2a2111a17e0?page=3