https://www.recordchina.co.jp/b874727-s25-c30-d0195.html
2021年4月8日、韓国・中央日報は、韓国で7日に行われたソウル・釜山(プサン)両市長選挙に対する主要外国メディアの反応について「野党が圧勝し文在寅(ムン・ジェイン)大統領は政治的ダメージを受けたと分析した」と伝えた。
記事によると、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「韓国の政治状況の変化を知らせるシグナル」とのタイトルで、「韓国2大都市の有権者は苦境に立つ指導者に『惨たんたる打撃』を与えた」と報じ、「文大統領のトーレードマークである融和的な対北朝鮮政策にも赤信号が灯った」と論評した。
また同紙は、慶熙(キョンヒ)大学のアン・ビョンジン教授(政治学)のコメントとして、「文政権が無能でも、少なくとも保守よりは倫理的には優れているはずだと国民は期待していた」「選挙の結果は文政権の『ネロナムブル』に対する国民の不満であり、文大統領はレームダックに陥ることになった」と伝えた。 「ネロナムブル」とは、「私(ネ)がすればロマンス、他人(ナム)がすれば不倫(ブルリュン)」という意味で、同紙は「Naeronambul」という表記を用い、詳しく説明したという。
記事はこの他、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の「大統領選を1年後に控え、韓国の保守勢力が浮上した」「韓国の世論は中国問題について保守的な観点を支持していることが明らかになった」との報道、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の「与党が驚くべき敗北を喫した」「現政権の北朝鮮政策の未来は不安定になった」との報道も伝えている。日本のメディアに関しても、共同通信、読売新聞の記事などを紹介し、「選挙を大きく報じ、文政権の残り任期での日韓間の問題解決や関係改善は難しくなるだろうと見通した」と伝えた。
その他、「外国メディアは今回の選挙について、野党の勝利ではなく与党に対する審判だと分析している」とも伝え、「文在寅政権に対する審判」「野党が勝利しても野党の勝利ではなく、与党の敗北だ」などの各紙のコメントを紹介している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「与党の敗北、まさにそのとおり」「政権交代は火を見るより明らかだな」「ネロナムブル政権(笑)」「『ネロナムブルで負けた』と書くなんて、どれだけ第三者である外国から見てもみっともないことかということだな」「世界中が認めるK-ネロナムブル。『K-』はこういう時に使うんだよ」「世界にネロナムブルを広めたことが(大統領の)唯一の業績になりそうだな」など皮肉交じりのコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)
2021年4月8日、韓国・中央日報は、韓国で7日に行われたソウル・釜山(プサン)両市長選挙に対する主要外国メディアの反応について「野党が圧勝し文在寅(ムン・ジェイン)大統領は政治的ダメージを受けたと分析した」と伝えた。
記事によると、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「韓国の政治状況の変化を知らせるシグナル」とのタイトルで、「韓国2大都市の有権者は苦境に立つ指導者に『惨たんたる打撃』を与えた」と報じ、「文大統領のトーレードマークである融和的な対北朝鮮政策にも赤信号が灯った」と論評した。
また同紙は、慶熙(キョンヒ)大学のアン・ビョンジン教授(政治学)のコメントとして、「文政権が無能でも、少なくとも保守よりは倫理的には優れているはずだと国民は期待していた」「選挙の結果は文政権の『ネロナムブル』に対する国民の不満であり、文大統領はレームダックに陥ることになった」と伝えた。 「ネロナムブル」とは、「私(ネ)がすればロマンス、他人(ナム)がすれば不倫(ブルリュン)」という意味で、同紙は「Naeronambul」という表記を用い、詳しく説明したという。
記事はこの他、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の「大統領選を1年後に控え、韓国の保守勢力が浮上した」「韓国の世論は中国問題について保守的な観点を支持していることが明らかになった」との報道、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の「与党が驚くべき敗北を喫した」「現政権の北朝鮮政策の未来は不安定になった」との報道も伝えている。日本のメディアに関しても、共同通信、読売新聞の記事などを紹介し、「選挙を大きく報じ、文政権の残り任期での日韓間の問題解決や関係改善は難しくなるだろうと見通した」と伝えた。
その他、「外国メディアは今回の選挙について、野党の勝利ではなく与党に対する審判だと分析している」とも伝え、「文在寅政権に対する審判」「野党が勝利しても野党の勝利ではなく、与党の敗北だ」などの各紙のコメントを紹介している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「与党の敗北、まさにそのとおり」「政権交代は火を見るより明らかだな」「ネロナムブル政権(笑)」「『ネロナムブルで負けた』と書くなんて、どれだけ第三者である外国から見てもみっともないことかということだな」「世界中が認めるK-ネロナムブル。『K-』はこういう時に使うんだよ」「世界にネロナムブルを広めたことが(大統領の)唯一の業績になりそうだな」など皮肉交じりのコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)