大規模買収事件をめぐる河井克行被告の裁判で、元会計担当者は陣営の資金が不足した際、「克行被告に依頼すると自民党本部から振り込みがあった」ことを明かしました。
24日の公判には、河井陣営の元会計担当の女性スタッフが出廷し、「どの口座から現金を支払うかなど、克行被告からラインや電話で指示された」と証言しました。
また当時の口座の状況について問われると、「支払いの資金が不足し、克行被告に『お金が足りない』と話したら、その後、党本部から振り込みがあった」と明かしました。
一方、弁護側は24日、克行被告の5度目の保釈請求を行いました。来月から被告人質問が始まる見通しで、東京地裁が逃亡や証拠隠滅の恐れなどを検討し、保釈の可否を判断します。
FNN
2021年2月24日 水曜 午後8:23
https://www.fnn.jp/articles/-/148386