沖縄県の玉城デニー知事は29日、離島の宮古島市で新型コロナウイルスが感染拡大し医療崩壊の危機が迫っているとして、陸上自衛隊に医療支援に関する災害派遣を要請した。岸信夫防衛相は同日〜2月13日の日程で、陸自の看護師ら計5人を派遣したと明かした。
この日、宮古島市居住の11人の感染が確認され、23日からの1週間の感染者数は計143人に上る。玉城氏は、17日投開票の宮古島市長選関連で7人の陽性が判明したと発表し「打ち上げなどが感染経路になっている」と指摘。感染拡大に影響した可能性に触れた。
県によると、市唯一の県立病院である県立宮古病院には、28日時点で44人が入院。その他の民間医療施設には計10人が入院し、コロナ患者用病床は満床となっている。離島は医療体制が非常に脆弱(ぜいじゃく)として、玉城氏は「感染拡大すると島だけでは医療体制を維持できない。これ以上広がらないことを強く望む」と述べた。
日刊スポーツ
2021年1月29日21時23分
https://www.nikkansports.com/general/news/202101290001098.html
この日、宮古島市居住の11人の感染が確認され、23日からの1週間の感染者数は計143人に上る。玉城氏は、17日投開票の宮古島市長選関連で7人の陽性が判明したと発表し「打ち上げなどが感染経路になっている」と指摘。感染拡大に影響した可能性に触れた。
県によると、市唯一の県立病院である県立宮古病院には、28日時点で44人が入院。その他の民間医療施設には計10人が入院し、コロナ患者用病床は満床となっている。離島は医療体制が非常に脆弱(ぜいじゃく)として、玉城氏は「感染拡大すると島だけでは医療体制を維持できない。これ以上広がらないことを強く望む」と述べた。
日刊スポーツ
2021年1月29日21時23分
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