大阪府と大阪市が制定を目指している、府と市の広域行政を一元化するための条例案について、公明党は賛成する方向で調整に入りました。
与党の大阪維新の会に加え、公明党が賛成の方向にかじを切ったことで、条例案は来月から始まる府議会と市議会で、可決される公算が大きくなりました。
大阪府の吉村知事と大阪市の松井市長は、二重行政が生じない体制を作る必要があるとして、府と市の広域行政を一元化するため、成長戦略に関わる市の権限を府に移すことなどを盛り込んだ条例案を、来月から始まる府議会と市議会に提出する方針です。
条例を制定するためには両議会での可決が必要ですが、市議会では、与党の大阪維新の会が過半数の議席を確保していないことから、維新の会は公明党の賛成を得たい考えで、両党の幹部が水面下で折衝を続けています。
こうした中で公明党は、「二重行政の解消を進めることに反対する理由はない」などとして、府議団、市議団、ともに賛成する方向で調整に入りました。
維新の会に加え公明党が賛成の方向にかじを切ったことで、条例案は両議会で可決される公算が大きくなりました。
一方公明党は、松井市長が併せて提出を目指している、大阪市の24の行政区を8つの「総合区」に再編するための条例案については、「徹底した議論が必要だ」としていて、駆け引きが続く見通しです。
NHKニュース
01月27日 06時00分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210127/2000040464.html
与党の大阪維新の会に加え、公明党が賛成の方向にかじを切ったことで、条例案は来月から始まる府議会と市議会で、可決される公算が大きくなりました。
大阪府の吉村知事と大阪市の松井市長は、二重行政が生じない体制を作る必要があるとして、府と市の広域行政を一元化するため、成長戦略に関わる市の権限を府に移すことなどを盛り込んだ条例案を、来月から始まる府議会と市議会に提出する方針です。
条例を制定するためには両議会での可決が必要ですが、市議会では、与党の大阪維新の会が過半数の議席を確保していないことから、維新の会は公明党の賛成を得たい考えで、両党の幹部が水面下で折衝を続けています。
こうした中で公明党は、「二重行政の解消を進めることに反対する理由はない」などとして、府議団、市議団、ともに賛成する方向で調整に入りました。
維新の会に加え公明党が賛成の方向にかじを切ったことで、条例案は両議会で可決される公算が大きくなりました。
一方公明党は、松井市長が併せて提出を目指している、大阪市の24の行政区を8つの「総合区」に再編するための条例案については、「徹底した議論が必要だ」としていて、駆け引きが続く見通しです。
NHKニュース
01月27日 06時00分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210127/2000040464.html