インド洋の島国、モーリシャスの沖合で商船三井が運航する貨物船が座礁し、大量の重油が流れ出た事故を受け、環境省は、生態系への影響の評価などについて助言するため、職員などを現地に派遣する方向で詰めの調整を進めています。
環境省によりますと、モーリシャス政府からはサンゴ礁などの生態系への影響をどう評価するかや、海岸に漂着した大量の重油を取り除くための方法などについて助言を求められているということです。
これに応えるため、近く職員と専門家を現地に派遣する方向で、メンバーや派遣期間などについて詰めの調整を進めているということです。
小泉環境大臣は記者団に対し「モーリシャスは生物多様性の宝庫で、重大な危機と受け止めている。コロナ禍の中なので、できるだけ人数を絞って派遣したい」と述べました。
NHKニュース
2020年8月15日 16時52分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200815/k10012568461000.html