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慰安婦問題に関連する市民団体、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協、現正義記憶連帯)が「欧州平和紀行」と題するプログラムを運営し、参加した学生に欧州現地で北朝鮮のスパイと会わせるなど、親北朝鮮・反米教育をしていたとする参加者の証言が21日、明らかになった。
欧州平和紀行は参加費を支払った中高生、大学生が欧州各国を旅行し、慰安婦問題を広める狙いで2014年に挺対協と市民団体「平和ナビ」が開始した。
尹美香(ユン・ミヒャン)元挺対協代表は慰安婦被害者、吉元玉(キル・ウォンオク)さん(91)を2回、この活動に参加させた。
これまで挺対協と平和ナビが公開した欧州平和紀行関連の写真には、フランスのブノワ・ケネディ氏という人物が必ず登場する。
ケネディ氏は14年から毎年、欧州平和紀行に参加した高校生、大学生がフランス・パリで水曜集会などを開く際に同行した。
フランスの元公務員出身だが、18年11月にフランスの機密を北朝鮮に漏らした疑いで逮捕され、現在国家反逆罪で裁判を受けている。
平和ナビの運営陣の大半は院外政党の民衆民主党のメンバーだった。同党は利敵団体に当たるとの判決で解散したコリア連帯の後身だ。
しばしば欧州平和紀行に同行した尹元代表はフランスでケネディ氏と共にチョ・ドクウォン元コリア連帯代表と会い、親交を深めていた。
チョ元代表は1992年、北朝鮮に機密を流出させるなどスパイ活動を行っていたことが発覚した「南韓朝鮮労働党中部地域党事件」に関与し、国家保安法違反の罪で懲役7年の刑が確定して服役した。
大学生(27)は2016年末から17年にかけ、中高生、大学生40−50人と共に、参加費380万ウォン(約33万1000円)を支払い、欧州平和紀行に参加した。
Aさんは本紙の取材に対し、「当時アパート、キャンプ場などを借りて寝泊まりしながら、欧州の有名観光地を回って水曜集会を開いた。
休憩時間や打ち上げの際に還収福祉党(現民衆民主党)のメンバーを自称する主催者側関係者10人余りが学生に接近し、『意識化教育』を行った」と証言した。
本紙は説明を求めるため、尹元代表や平和ナビの欧州平和紀行主催者に連絡を試みたがつながらなかった。
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2020052280061
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正義記憶連帯が、昨年1月に死去した日本軍慰安婦被害者、故キム・ボクトン氏の葬儀の際に市民から集めた弔慰金一部を、THAAD反対対策委員会、脱北従業員北送推進団体など配ったことが15日、確認された。
https://news.v.daum.net/v/20200516030550991
(略)