■小池晃・共産党書記局長(発言録)
昨日の衆院予算委で安倍晋三首相が立憲民主党の辻元清美氏に対し、「意味のない質問だ」と(ヤジを飛ばした)。暴言ではあるが、それを超えて国会を否定する発言だ。野党の質問、国会議員の質問は、主権者である国民を代表して行政を監視する役割がある。その質問に対し、首相が「意味がない」と言うことは、国会の議論が意味がない、国民の声を聞く意味がない、野党の議員の質問に答えるのは意味がない(ということだ)。首相自身の口による謝罪と撤回を求める。午前中に回答が得られなければ(首相に対する)懲罰動議を提出する。
有名なのは吉田茂首相の「バカヤロー発言」に対する懲罰動議だ。(今回の首相のヤジは)バカヤロー発言に匹敵する、それを超える暴言だ。声の大きさ、発言の中身からしても、史上最悪の発言だと思う。(国会内で記者団に)
朝日新聞
2020年2月13日11時13分
https://www.asahi.com/articles/ASN2F3K7LN2FUTFK006.html