https://www.sankei.com/region/news/200109/rgn2001090014-n1.html
連合埼玉は8日、結成30周年を記念した「2020新春のつどい」をさいたま市内で開催した。連合が支援する立憲民主党と国民民主党が合流協議を進めている時期だけに、関係者らの発言が注目されたが、立民の枝野幸男代表らは沈黙を決め込んだ。(黄金崎元、竹之内秀介)
◇
約350人が出席した新春のつどいには、立民の枝野氏や国民の大島敦県連代表、大野元裕知事、上田清司参院議員らが顔をそろえた。
枝野氏と国民の玉木雄一郎代表が7日夜、都内のホテルで会談し、20日召集予定の通常国会前の合流実現に向けて協議したとみられ、合流協議は佳境を迎えている。
そんな中、新春のつどいは枝野、大島両氏の発言に注目が集まったが、枝野氏は鏡開き後、会場から足早に立ち去り、最後まで合流協議に関する発言を避けた。大島氏は「合流は党本部マター。県連として推移を見守っている」と述べた程度だった。連合埼玉の近藤嘉(ただし)会長も挨拶で「総選挙に向けて一緒に課題を克服していきたい」と述べたが、合流の話題には触れなかった。
両党の合流には合併方式など懸案がくすぶるが、県内の両党の関係は良好とされ、衆院選挙区の候補者のすみ分けも行われている。近藤氏は記者団に「現在の自民1強を打ち破るために合流は不可欠だ」との認識を示した。
県内の地方議員の間でも合流に前向きな意見が多く、国民県連の木村勇夫幹事長は「埼玉はうまく連携ができており、合流しても問題はない」と歓迎する。
立民県連の田並尚明幹事長は合流を容認しつつも「有権者の期待を裏切るような以前のバラバラで、意見がまとまらない形だけは避けてほしい」と注文をつけた。
連合埼玉は8日、結成30周年を記念した「2020新春のつどい」をさいたま市内で開催した。連合が支援する立憲民主党と国民民主党が合流協議を進めている時期だけに、関係者らの発言が注目されたが、立民の枝野幸男代表らは沈黙を決め込んだ。(黄金崎元、竹之内秀介)
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約350人が出席した新春のつどいには、立民の枝野氏や国民の大島敦県連代表、大野元裕知事、上田清司参院議員らが顔をそろえた。
枝野氏と国民の玉木雄一郎代表が7日夜、都内のホテルで会談し、20日召集予定の通常国会前の合流実現に向けて協議したとみられ、合流協議は佳境を迎えている。
そんな中、新春のつどいは枝野、大島両氏の発言に注目が集まったが、枝野氏は鏡開き後、会場から足早に立ち去り、最後まで合流協議に関する発言を避けた。大島氏は「合流は党本部マター。県連として推移を見守っている」と述べた程度だった。連合埼玉の近藤嘉(ただし)会長も挨拶で「総選挙に向けて一緒に課題を克服していきたい」と述べたが、合流の話題には触れなかった。
両党の合流には合併方式など懸案がくすぶるが、県内の両党の関係は良好とされ、衆院選挙区の候補者のすみ分けも行われている。近藤氏は記者団に「現在の自民1強を打ち破るために合流は不可欠だ」との認識を示した。
県内の地方議員の間でも合流に前向きな意見が多く、国民県連の木村勇夫幹事長は「埼玉はうまく連携ができており、合流しても問題はない」と歓迎する。
立民県連の田並尚明幹事長は合流を容認しつつも「有権者の期待を裏切るような以前のバラバラで、意見がまとまらない形だけは避けてほしい」と注文をつけた。