タイを訪れている安倍総理大臣は韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領とおよそ10分間ことばを交わしました。
先の即位礼正殿の儀(そくいれい せいでんのぎ)へのイ・ナギョン首相の派遣に対する謝意とともに「徴用」をめぐる
問題は日韓請求権協定に基づき解決済みだという日本の立場を伝えました。
安倍総理大臣は日本時間の4日午前11時前からASEAN=東南アジア諸国連合加盟10か国と日中韓3か国の
首脳による会議に出席しました。
これに先立って安倍総理大臣は韓国のムン・ジェイン大統領とおよそ10分間、通訳のみを交えて、
ことばを交わしました。
この中で安倍総理大臣は、ムン大統領の母親が先週死去したことに弔意を示すとともに、先に行われた即位礼正殿の
儀へのイ・ナギョン(李洛淵)首相の派遣に対する謝意を伝えました。
これに対しムン大統領は、弔意に対する謝意を示すとともに、天皇陛下の即位に対する祝意とイ首相へのもてなしに
謝意を表明しました。
また、安倍総理大臣は「徴用」をめぐる問題について、1965年の日韓請求権協定で解決済みという日本の立場を
伝えました。
安倍総理大臣は先にイ首相と会談した際、関係改善のきっかけを作るよう韓国側に求めていて、ムン大統領に
こうした考えも伝えたものとみられます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191104/k10012163551000.html
参考
日韓首脳10分言葉を交わす 安倍首相「徴用工は解決済み」
http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/news/1572845655/l50