東京の韓国大使館に銃弾のような金属と脅迫文のような文書が送りつけられていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警視庁は韓国に対する嫌がらせとみて、調べています。
捜査関係者によりますと、東京 港区南麻布にある韓国大使館に先月27日、銃弾のような金属と便箋1枚が入った封筒が送りつけられているのが見つかりました。
封筒は前の駐日大使に宛てたもので、差出人の名前はなく、中に入っていた便箋には「ライフルを持っていて、韓国人を狙っている。韓国人は出て行け」という趣旨の文章が書かれていたということです。
韓国大使館をめぐっては、ほかにも9月1日、67歳の男が韓国政府を批判する内容を書いた抗議文を投かんする際、韓国大使館のポストを殴って破損させたとして逮捕されました。
太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題や、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定=GSOMIAを延長せずに破棄することを決定したことなどとの関連はわかっていませんが、警視庁は韓国に対する嫌がらせとみて、銃弾のような金属の鑑定を進めるなどして調べています。
NHKニュース
2019年9月3日 12時34分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190903/amp/k10012061151000.html