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和田政宗議員の言行に対し、「ちょっと小突かれただけ。売名行為」と投稿したCBCテレビ報道部公式Twitter。過去にも同様の誤爆を行っていたことが分かった。
前回の記事:【悲報】CBCテレビが和田政宗議員にリプライでケチをつける誤爆
まずはその後の動きから。
(1)当該書き込みは、弊社報道部の意思に基づくものではありません。
調査を進めておりますが、現状、アクセス権のある報道部員が投稿した形跡は確認できません。当アカウントの運用につきましては、パスワードの変更等、運用管理の見直しを行いました。 →(2)に続く
— CBCテレビ報道部公式 (@CBCNews5) July 14, 2019
(2)なお、Twitter社のご協力による調査や内部調査も含めて、今後も調査をしっかりと進めるとともに、再発防止に努める所存です。
— CBCテレビ報道部公式 (@CBCNews5) July 14, 2019
CBCテレビは非常に言葉巧みな表現で炎上の鎮火を図ろうとした。釈明文をより分かりやすく言い換えるなら以下のように翻訳することができるだろう。
・弊社報道部の意思に基づくものではありません→担当者が勝手にやった
・報道部員が投稿した形跡は確認できません→証拠はない
・調査をしっかりと進めるとともに→調査結果を公表するとは言っていない
要するに「たぶん担当者の誤爆だろうが、証拠がないから乗っ取りの可能性をにおわせて責任をうやむやにしておきたい」という意思の現れだと思われる。Twitterでも同じように解釈した人が多く、CBCテレビの釈明にはツッコミが殺到中だ。
さらに暴言を吐かれた被害者である和田政宗議員もCBCテレビの対応に納得していないと言及する。
CBCホームページに「CBCテレビ報道部公式ツイッターでの不適切な投稿について」という「お知らせ」が掲載された。
「当該者の方に、大変ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫びいたします」
「当該者」って私のことなんでしょうか?なぜ私の名前を出し謝らないのでしょうか?https://t.co/540uGHc6Yr
— 和田 政宗 (@wadamasamune) July 14, 2019
CBCテレビはこのように誤魔化す路線をとるのではなく、担当者が誤爆(アカウントを間違えて投稿)したということを認め、処分を発表すべきだった。こんな言い逃れでは到底納得することはできない。
あるいは乗っ取りだと主張するのならせめて不正なログインがあったというメールの通知文(Twitterは届くはず)やIPアドレスのログイン履歴を見せるべきだった。当然、Twitterユーザーはそういった事情を知っており、さらに「乗っ取り」が誤爆の言い訳に使われる典型だということも知っているわけだ。
さて、前置きが長くなったが本題はここから。
CBCテレビは2018年にも誤爆していたことが分かった。
いいねの履歴を調べるとなんと2018年12月の「ネトウヨが静かね」という投稿に堂々といいねを押している。中立な立場で報道を行うべきメディアが堂々とこのような投稿にいいねを押すとは思えず、これもまたアカウントを間違えた誤爆だと思われる。
さらに2018年11月には報道ステーション・富川悠太アナウンサー(テレビ朝日)に対する悪口にもいいねを押していた。
こうした複数の誤爆を見るにやはり今回の和田政宗議員の騒動も乗っ取りではなく、担当者のケアレスミスが原因だったと推察される。
この状態から言い逃れするのはかなり難しいので素直に認めてはどうか。CBCテレビは一刻も早くテレビ朝日と富川悠太アナにも謝罪したほうが良い。