丸山穂高衆院議員が戦争による北方領土返還を元島民に質問した問題で、北海道議会の全会派は22日、発言を批判し、外交による領土問題の解決を目指すことを確認する決議案を臨時議会に提出し、全会一致で可決した。
決議では「外交交渉以外の手段を示唆する発言がなされたことは極めて憂慮すべき事案であり、多くの道民にとって到底受け入れがたく、強い憤りを禁じ得ない」と批判。日ロの友好交流を推進し、平和条約締結に向け外交交渉を進めることが重要とした。
発言を巡っては、根室市議会も抗議決議案を30日の緊急議会で可決する方針を固めている。
共同通信
2019/5/22 11:01 (JST)
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