景気動向指数の2月の基調判断を、内閣府は5日、「下方への局面変化」とした。前月と同じ表現で「すでに景気後退の局面に入った可能性が高い」ことを示している。
景気の現状を示す一致指数(2015年=100)の速報値は、前月より0・7ポイント高い98・8だった。生産や出荷が持ち直したためで改善は4カ月ぶりだ。ただ、中国経済が減速した影響で生産や出荷が大幅に落ち込んだ前月分を取り戻すには至っていない。(森田岳穂)
朝日新聞
2019年4月5日14時31分
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