大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)と大阪市の吉村洋文市長(維新政調会長)が辞職を表明して一夜明けた9日、維新と対立する各党が相次いで緊急会合を開いた。維新は4月の統一地方選にあわせて知事と市長を入れ替えるダブル選に臨む考えで、自民党は対立候補を擁立する方針。自民は他党とともに反維新勢力の結集を狙う。
立憲民主党大阪府連は同日朝、大阪市中央区の府連本部で全体会議を開き、国会議員ら約20人が出席した。代表の辻元清美衆院議員は会合で、維新の手法について「民主主義にとって非常に大きな脅威だと訴える一大運動を展開していきたい」と語った。
立憲はすでに自民と候補者選定で連携している。会合後、辻元氏は記者団に「いい候補者を決められたらいい」とし、自民や公明党との連携については「一緒にやれるなら誰でもいい」と述べた。
また、公明府本部も会合を開き…
朝日新聞
2019年3月10日1時57分
https://www.asahi.com/articles/ASM3932C7M39PTIL004.html