https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180807-00546394-shincho-pol
7月20日、野党提出の内閣不信任決議案の趣旨説明に立った立憲民主党(立民)の枝野幸男代表(54)は、じつに2時間43分の演説をぶった。不信任決議案の趣旨説明における最長記録だが、「記録を更新してやるんだという『野心』が見え見えでしたね」と、全国紙の野党担当記者は溜め息をつく。
そして類は友を呼ぶと言うべきなのか、パフォーマンス好きな「大将」である枝野氏に「部下」の性質(たち)も似ていて、例えば彼を支える立民の福山哲郎幹事長(56)は、
「国会で『モリカケ攻防』が激化していた今春、彼のカウンターパートである自民党の二階(俊博)幹事長と電話で話したことを、記者に延々と数十分にわたってブリーフィングしたことがありました。大与党の幹事長と渡り合ったと自慢したかったんでしょう。でも、ブリーフィングをよく聞いてみると、福山さんはほとんど『実』を得られていなかった」(大手メディアの政治部デスク)
どこの組織にもいるが、大物と会った、喋った、説き伏せてやったとひけらかす輩の言うことは、往々にして「吹かし」であると相場は決まっている。また、
「与野党の参院予算委員会のメンバーで森友学園を視察した際、福山さんはそこに現れた籠池さん(泰典・前理事長)と嬉々として話し、『福山ショー』のようにも映ったようで、与党の議員は『スタンドプレーが過ぎる』と憤っていました」(同)
やはり「親分」が親分なら「子分」も子分で、芝居じみた言動がお好きなようである。
さらに立民の辻元清美国対委員長(58)は、
「働き方改革に関する法案の審議について、彼女は自民党の森山さん(裕・同党国対委員長)と交渉し、採決を2日遅らせることに成功した。まあ、自民党にとってみれば2日なんてどうってことなく、花を持たせてあげたに過ぎませんが、森山さんから、採決を遅らせることに同意する旨の電話を受けた辻元さんは、部屋の外で待っていた記者にも聞こえる大声で『ヤッター!』と叫んでいました。森山さんの手のひらで踊らされているだけなんですけどね」(前出野党担当記者)
(略)
十八番の「ブーメラン」
このように、将来の総理候補と持ち上げられたこともありながら旬が過ぎ、終わってしまった感が濃厚に漂う細野氏。そしてもう一人、「昔の名前で出ています」と断じざるを得ない、「かつての宰相候補」がいる。
「野党は国会終盤で、西日本で豪雨が降り始めていながら安倍総理を含めて酒宴を止めなかった7月5日夜の『赤坂自民亭』批判を展開しました。しかし、野党お得意のブーメランとなって返ってきた。同時間帯に、立民の手塚さん(仁雄・国対副委員長)が『政治活動25周年感謝の集い』を開いていて、そこに立民の幹部たちが参加していたんです」(前出野党担当記者)
その中の一人が、手塚氏の無二の親友である蓮舫副代表(50)だった。行政を司(つかさど)る政府の面々の宴と、野党の政治家のパーティーを一概に同列視できないとはいえ、西日本で豪雨に苦しんでいた人がいる最中に、立民の議員たちも「はしゃいでいた」ことに変わりはない。その蓮舫氏は、このところ、
「『赤坂自民亭』批判を激しく展開するなど、二重国籍問題の禊は済んだと言わんばかりに精力的で、『ポスト枝野』を狙っているのではないかとの声が上がっています」(山村氏)
悪い冗談だと信じたい。
なお、政党交付金は年4回、各党に渡されることになっている。7月20日はその2回目の交付日で、国民民主は15億6036万円、立民は6億9107万円を手にした。無論、それらは我々の血税である――。
7月20日、野党提出の内閣不信任決議案の趣旨説明に立った立憲民主党(立民)の枝野幸男代表(54)は、じつに2時間43分の演説をぶった。不信任決議案の趣旨説明における最長記録だが、「記録を更新してやるんだという『野心』が見え見えでしたね」と、全国紙の野党担当記者は溜め息をつく。
そして類は友を呼ぶと言うべきなのか、パフォーマンス好きな「大将」である枝野氏に「部下」の性質(たち)も似ていて、例えば彼を支える立民の福山哲郎幹事長(56)は、
「国会で『モリカケ攻防』が激化していた今春、彼のカウンターパートである自民党の二階(俊博)幹事長と電話で話したことを、記者に延々と数十分にわたってブリーフィングしたことがありました。大与党の幹事長と渡り合ったと自慢したかったんでしょう。でも、ブリーフィングをよく聞いてみると、福山さんはほとんど『実』を得られていなかった」(大手メディアの政治部デスク)
どこの組織にもいるが、大物と会った、喋った、説き伏せてやったとひけらかす輩の言うことは、往々にして「吹かし」であると相場は決まっている。また、
「与野党の参院予算委員会のメンバーで森友学園を視察した際、福山さんはそこに現れた籠池さん(泰典・前理事長)と嬉々として話し、『福山ショー』のようにも映ったようで、与党の議員は『スタンドプレーが過ぎる』と憤っていました」(同)
やはり「親分」が親分なら「子分」も子分で、芝居じみた言動がお好きなようである。
さらに立民の辻元清美国対委員長(58)は、
「働き方改革に関する法案の審議について、彼女は自民党の森山さん(裕・同党国対委員長)と交渉し、採決を2日遅らせることに成功した。まあ、自民党にとってみれば2日なんてどうってことなく、花を持たせてあげたに過ぎませんが、森山さんから、採決を遅らせることに同意する旨の電話を受けた辻元さんは、部屋の外で待っていた記者にも聞こえる大声で『ヤッター!』と叫んでいました。森山さんの手のひらで踊らされているだけなんですけどね」(前出野党担当記者)
(略)
十八番の「ブーメラン」
このように、将来の総理候補と持ち上げられたこともありながら旬が過ぎ、終わってしまった感が濃厚に漂う細野氏。そしてもう一人、「昔の名前で出ています」と断じざるを得ない、「かつての宰相候補」がいる。
「野党は国会終盤で、西日本で豪雨が降り始めていながら安倍総理を含めて酒宴を止めなかった7月5日夜の『赤坂自民亭』批判を展開しました。しかし、野党お得意のブーメランとなって返ってきた。同時間帯に、立民の手塚さん(仁雄・国対副委員長)が『政治活動25周年感謝の集い』を開いていて、そこに立民の幹部たちが参加していたんです」(前出野党担当記者)
その中の一人が、手塚氏の無二の親友である蓮舫副代表(50)だった。行政を司(つかさど)る政府の面々の宴と、野党の政治家のパーティーを一概に同列視できないとはいえ、西日本で豪雨に苦しんでいた人がいる最中に、立民の議員たちも「はしゃいでいた」ことに変わりはない。その蓮舫氏は、このところ、
「『赤坂自民亭』批判を激しく展開するなど、二重国籍問題の禊は済んだと言わんばかりに精力的で、『ポスト枝野』を狙っているのではないかとの声が上がっています」(山村氏)
悪い冗談だと信じたい。
なお、政党交付金は年4回、各党に渡されることになっている。7月20日はその2回目の交付日で、国民民主は15億6036万円、立民は6億9107万円を手にした。無論、それらは我々の血税である――。