◆政府「海洋プラスチック憲章」承認見送り 生活影響の検討必要
2018年6月22日 14時26分 NHK
先のG7サミットに合わせてフランスなど5か国が承認した、使用するプラスチック製品の削減量を盛り込んだ「海洋プラスチック憲章」について、政府は、国民生活への影響を検討する必要があり、承認を見送ったなどとする答弁書を決定しました。
カナダで先に開催されたG7サミット=主要7か国首脳会議に合わせて、日本とアメリカを除くフランスなど5か国とEU=ヨーロッパ連合は、使用するプラスチック製品の具体的な削減量を盛り込んだ「海洋プラスチック憲章」を承認しました。
これについて立憲民主党の初鹿明博衆議院議員は、質問主意書で、日本が承認しなかった理由などをただしました。
政府は22日の閣議で決定した答弁書で、プラスチックゴミを含む海洋ゴミの生態系への脅威の緊急性に関する認識は、G7諸国の間で共有されているとする一方、国民生活や経済への影響を慎重に検討し精査する必要があり、承認を見送ることにしたとしています。
そして、今後取りまとめるプラスチックの資源循環を推進する戦略などを踏まえ、日本が議長を務める来年6月のG20サミットでも、プラスチックゴミを含む海洋ゴミの問題に取り組みたいとしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180622/k10011491041000.html
◆(社説)海のプラごみ 汚名返上の取り組みを
2018年6月20日05時00分 朝日新聞
この問題は3年前の首脳会議からの懸案だ。今さら調整のための時間が必要だなどといっても説得力を欠く。「環境よりも産業」という政権の姿勢が、日本の評判を傷つけている。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13547529.html
◆【プラごみの海洋汚染問題】署名しない日米に批判高まる 日米を除く5カ国とEUは署名 福島みずほ「本当に残念」
http://2chb.net/r/seijinewsplus/1528957137/