共産党の志位和夫委員長は7日、機関紙「しんぶん赤旗」の電子版を7月2日から発行することを明らかにした。電子化でより広い地域や年齢層の読者を獲得し、取っ付きにくい党のイメージの払拭(ふっしょく)をねらう。
同党は、昨年秋の衆院選で議席を大幅に減らしたことをきっかけに、党員以外の一般市民に支持を広げる方策を検討。その一つが電子版の発行だった。志位委員長は「電車の中で赤旗を広げて読むのに抵抗があっても、スマホやタブレットだったら読めるという人に届けたい」と話す。
赤旗は1928年創刊。今後も部数増に重点を置くという。(及川綾子)
朝日新聞
2018年6月7日23時14分
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