https://www.jiji.com/jc/article?k=2018040400716
希望の党は4日、国会内で役員会を開き、民進党から合流を呼び掛けられた新党構想への対応を協議。希望の多くの民進出身者は新党参加に前向きとされ、玉木雄一郎代表は4月中の新党結成を目指す。合流に反対する松沢成文参院議員団代表ら保守系議員を切り離す分党協議を進める考えだ。
玉木氏は近く民進党の大塚耕平代表と会談する。新党構想で合意すれば、両党の参加予定者が新党の党名や綱領などを話し合う協議会を来週中に発足させる。
希望は、昨年9月に小池百合子東京都知事が旗揚げし、同10月の衆院選の直前に民進の前原誠司代表(当時)が主導して民進候補の多くが希望に合流した。しかし、党勢の低迷から抜け出す見通しが立たず、民進に事実上戻ることを余儀なくされた形だ。