朝日新聞デジタル 2018年3月20日10時29分
https://www.asahi.com/articles/ASL1Y6RSQL1YTTHB00R.html
九州電力玄海原発（佐賀県玄海町）３、４号機をめぐり、佐賀地裁（立川毅裁判長）は２０日、
再稼働差し止めを求めた住民らの仮処分申し立てを却下した。住民らは福岡高裁に即時抗告する方針。
九電は２３日にも３号機を再稼働する。
仮処分を申し立てていたのは、市民団体「原発なくそう！ 九州玄海訴訟」のメンバーら
佐賀など５県の住民約７０人。
阿蘇山（熊本県）で過去最大規模の噴火が起きた場合、「火砕流によって原発に重大な事故が起きる危険がある」
と主張。新規制基準についても「東京電力福島第一原発事故の原因究明がされておらず、
原発の安全性が確保されたと言えない」などと指摘していた。
一方、九電側は、阿蘇山で過去最大規模の噴火が起きる可能性は低く、新規制基準は福島事故の
教訓などを踏まえてつくられたと反論していた。
九電は３号機に続き、５月には４号機の再稼働をめざしている。佐賀県と玄海町は再稼働を容認したが、
原発３０キロ圏の佐賀、福岡、長崎の３県８市町のうち、佐賀県伊万里市と長崎県壱岐市、平戸市、松浦市が
反対してきた。
https://www.asahi.com/articles/ASL1Y6RSQL1YTTHB00R.html
九州電力玄海原発（佐賀県玄海町）３、４号機をめぐり、佐賀地裁（立川毅裁判長）は２０日、
再稼働差し止めを求めた住民らの仮処分申し立てを却下した。住民らは福岡高裁に即時抗告する方針。
九電は２３日にも３号機を再稼働する。
仮処分を申し立てていたのは、市民団体「原発なくそう！ 九州玄海訴訟」のメンバーら
佐賀など５県の住民約７０人。
阿蘇山（熊本県）で過去最大規模の噴火が起きた場合、「火砕流によって原発に重大な事故が起きる危険がある」
と主張。新規制基準についても「東京電力福島第一原発事故の原因究明がされておらず、
原発の安全性が確保されたと言えない」などと指摘していた。
一方、九電側は、阿蘇山で過去最大規模の噴火が起きる可能性は低く、新規制基準は福島事故の
教訓などを踏まえてつくられたと反論していた。
九電は３号機に続き、５月には４号機の再稼働をめざしている。佐賀県と玄海町は再稼働を容認したが、
原発３０キロ圏の佐賀、福岡、長崎の３県８市町のうち、佐賀県伊万里市と長崎県壱岐市、平戸市、松浦市が
反対してきた。
