03月05日 20時04分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180305/5746822.html
学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の文書が書き換えられた疑いがあると報じられたことをめぐって、野党4党の国会議員が近畿財務局を訪れて説明を求めましたが、文書の保管場所などについて具体的な説明はなかったということです。
森友学園への国有地の売却をめぐっては、契約の際に近畿財務局が作成した決裁文書と去年2月に問題が明らかになったあと、国会議員らに開示された文書の内容に違いがあり、書き換えられた疑いがあると一部で報じられています。
これを受けて、立憲民主党、希望の党、自由党、社民党の野党4党の国会議員は、5日午後4時すぎ、近畿財務局を訪れ、事実関係について説明を求めました。
これに対して、近畿財務局側は、課長級の職員らがおよそ3時間にわたって対応しましたが文書の保管場所などについて具体的な説明はなかったということです。
希望の党の今井雅人国会対策委員長代理は記者団に対し「近畿財務局からは本省の許可がないことを理由に明確な答えがなかった。このため、財務省の担当課長と電話でやりとりをしたが、何が事実なのかまったくわからずまるで消えた原本だ。あす以降の国会質疑で真相を明らかにしたい」と述べました。