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2月26日の衆議院予算委員会第四分科会で、自民党の杉田水脈議員が朝日新聞の社説を取り上げて不適切だとの認識を示し、文科省に対して「抗議したのか」と迫る場面がありました。
杉田水脈議員「朝日新聞の社説は明らかにおかしい」
これは朝日新聞が2月15日に掲載していた社説「高校指導要領 木に竹を接ぐおかしさ」を質疑で取り上げていたもの。
朝日新聞では高校の学習指導要領の改訂案において「尖閣諸島は我が国の固有の領土であり、領土問題は存在しないことも扱うこと」などとされている点を捉え、「相手の主張やその根拠も知らなければ」などと批判的に綴っていました。
朝日新聞「政府見解を知識として生徒に伝えることは大切だ。だが「これを正解として教え込め」という趣旨なら賛成できない。相手の主張やその根拠を知らなければ、対話も論争も成り立たない。」
また「日本の立場をひたすら強調する方向での記述の変更には、危うさを覚える」と懸念を示していましたが、杉田議員は国会でこの社説を取り上げ「明らかに朝日新聞の社説はおかしい」と指摘。文部科学省に対し「抗議されたんでしょうか」と質問。
これに対し文科省は抗議は行っていない、と答弁。杉田議員は「おかしいと直ちに正すべきだと私は思う」と述べ納得行かない様子でしたが、今度は韓国側が使用しているという竹島を巡っての小学生向け教科書における記述を紹介、「相手の主張やその根拠を知らなければ」という朝日新聞の論調を別の角度から疑問視していました。
杉田「ちょっと驚くべきことにですね、韓国のこれ小学生に教えてる教科書の中ですよ?『日本の子供に会ったら、独島は韓国の領土と言いましょう』って書いてあるんです。これを、80ページにも渡る教科書で、子供の頃から教育をされているこれが韓国です。」
(略)