2018年2月21日 17時52分 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018022101001787.html
【ワシントン共同】東京電力福島第1原発事故の風評被害を払拭しようと、福島大と東京大の研究者らが20日、米首都ワシントンでシンポジウムを開いた。福島大の小山良太教授は放射性物質の検査データや検査態勢を示しながら福島県産の農産物は安全だと訴え、正しい理解を求めた。
小山氏は「福島は危険だという事故直後のイメージを今も払拭できていない」と指摘し、福島県産のコメの「全量全袋検査」などについても説明した。
東京大大学院の関谷直也特任准教授も「事故直後は放射性物質による汚染がひどかったが、今は空間線量が低減している」と説明した。