(2018/02/05-12:56)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018020500112&g=pol
衆院予算委員会は5日午前、2018年度予算案に関する審議を続行した。安倍晋三首相は憲法9条改正に関し、「自衛隊の正当性を明文化、明確化することは、わが国の安全の根幹に関わる。改憲の十分な理由になる」と述べ、自衛隊の根拠規定を置く意義を強調した。「自衛隊が合憲であることは政府の一貫した立場で、国民投票でたとえ否定されても変わらない」とも語った。希望の党の玉木雄一郎代表への答弁。
自民党内では9条改憲をめぐり、石破茂元幹事長らが戦力不保持を定めた2項削除を主張し、2項維持を唱える首相側と対立している。首相の発言には3月の党大会をにらみ、意見集約を促進する狙いがある。
茂木敏充経済再生担当相の秘書らが選挙区内で線香を配布していた問題について、首相は「政治家は襟を正し、疑問を持たれれば説明責任を果たしていくことだ」と述べた。立憲民主党の青柳陽一郎氏への答弁。茂木氏は同党の逢坂誠二氏に対し、自分自身では配布していないと重ねて説明し、違法性はないとの認識を示した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018020500112&g=pol
衆院予算委員会は5日午前、2018年度予算案に関する審議を続行した。安倍晋三首相は憲法9条改正に関し、「自衛隊の正当性を明文化、明確化することは、わが国の安全の根幹に関わる。改憲の十分な理由になる」と述べ、自衛隊の根拠規定を置く意義を強調した。「自衛隊が合憲であることは政府の一貫した立場で、国民投票でたとえ否定されても変わらない」とも語った。希望の党の玉木雄一郎代表への答弁。
自民党内では9条改憲をめぐり、石破茂元幹事長らが戦力不保持を定めた2項削除を主張し、2項維持を唱える首相側と対立している。首相の発言には3月の党大会をにらみ、意見集約を促進する狙いがある。
茂木敏充経済再生担当相の秘書らが選挙区内で線香を配布していた問題について、首相は「政治家は襟を正し、疑問を持たれれば説明責任を果たしていくことだ」と述べた。立憲民主党の青柳陽一郎氏への答弁。茂木氏は同党の逢坂誠二氏に対し、自分自身では配布していないと重ねて説明し、違法性はないとの認識を示した。