2018.01.26 ウェジー
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杉田水脈衆議院議員(自民党)が今月24日、「『待機児童』なんて一人もいない」「待機してるのは預けたい親でしょ」といった主張をtwitterに投稿し、批判が殺到している。
「新しい歴史教科書をつくる会」の理事も務めている杉田議員は、以前より慰安婦問題について「慰安婦は性奴隷ではない」「強制連行はなかった」などの主張を行う、保守的な思想をもった人物として知られている。杉田議員は「女性観」も非常に保守的なものであり、ブログや著書の中でも、繰り返し保守的な女性観に基づいた自説を展開してきた。
「待機児童、待機児童っていうけど世の中に『待機児童』なんて一人もいない。子どもはみんなお母さんといたいもの。保育所なんか待ってない。待機してるのは預けたい親でしょ。」
2016年2月、少子高齢化の対策と女性の社会進出を推進する一方で、一向に解決されない待機児童問題に対する国への憤りを記した「保育園落ちた日本死ね!!!」が「はてな匿名ダイアリー」に投稿された。この記事は瞬く間に拡散され、その後、国会で取り上げられる、同年の流行語大賞のトップテンにランクインするなど、2016年で最も話題になった出来事の一つだった。
ちなみに、この「保育園落ちた日本死ね!!!」について、杉田議員は「(共産主義勢力であるコミンテルンは)これまでも、夫婦別姓、ジェンダーフリー、LGBT支援−などの考えを広め、日本の一番コアな部分である「家族」を崩壊させようと仕掛けてきました。今回の保育所問題もその一環ではないでしょうか。【中略】世論操作により、日本を貶めたい勢力により、国民がおかしな方向に導かれようとしている今こそ良識ある政治家の活躍が期待されています」という陰謀論を、「産経ニュース」の連載に展開している(「保育園落ちた、日本死ね」論争は前提が間違っています 日本を貶めたい勢力の真の狙いとは…)。
(以降ソースにて)