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2018/01/03(水) 15:35:56.96ID:CAP_USER9社会的な発信を続ける精神科医で立教大学教授の香山リカさんと医師で「永田町の病気を治そう」と日本共産党の書記局長として日々奮闘する小池晃さんは1960年生まれの同い年です。笑いや拍手まで出た新春対談では、医師の社会的役割から、総選挙の見方や安倍政権打倒のたたかいの展望など縦横に語り合いました。
香山 国民に分かりやすく共産党の主張とめざす社会を伝えて
小池 戦争反対を貫いた歴史と平和の展望示す党名は誇り
社会を敏感に感じる医療現場
小池 あけまして、おめでとうございます。
香山 ことしも、よろしくお願いします。さっそくですが「杉並・中野・渋谷 多喜二祭」であいさつされますか。
小池 ええ、その予定です。ことしは戦前の日本共産党員作家だった小林多喜二の没後85周年で2月12日に中野ゼロホールで盛大に計画されています。香山さんが講演をされると聞いていますが。
香山 ミニ講演です。私は多喜二が活動した小樽の出身なものですから。
小池 小樽でしたね。で、どうして医師になろうと? 香山さんの本を見ていたら「理学部に落ちたから」とあったけど。
香山 そうなんです。大学受験に失敗して医学部に。今となってはよかったと思いますけど。
小池 精神科医には?
香山 外科や内科は向いていないので。
小池 僕から見ると精神科医になるために生まれてきたようにみえます。(笑い)
香山 そうですか(笑い)。小池さんは?
小池 僕は消化器内科です。
香山 内視鏡とかなさるんですか?
小池 内視鏡はけっこう得意でしたよ。医師にいきづまって選挙にでたわけじゃないですから(笑い)。まじめに医師をやっていました。(笑い)
香山 医療の現場にいると、いちばん社会で起きている問題を敏感に感じることができますね。
小池 しかも、僕らが医学生から医師になるころは「臨調行革」路線で、どんどん医療制度が悪くなっていました。サラリーマンの窓口負担無料が1割負担になり、老人医療制度も自己負担が始まりました。僕が国会で活動している原点は、この医療改悪で患者さんが経済的に苦しめられている実態が大きかったですね。“日本の政治が病んでいる。この病気を治さないといけない”という思いです。
香山 私の場合は、精神科医になった前後に、職員が患者さんを暴行・死亡させた宇都宮病院事件があり、入院中心の精神医療がいかにひどいかのルポなどがでていましたから、“それを変えようよ”という熱気や希望が現場にありました。
(略)