民進 立民と希望に統一会派結成申し入れ
12月26日 18時49分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171226/k10011272441000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001
民進党は両院議員総会を開き、来年の通常国会で安倍政権と対じするため、立憲民主党と希望の党に統一会派の結成を申し入れ、両党との交渉では安全保障関連法の改正を目指すことなどを基本方針とすることを確認しました。これを受けて民進党は、立憲民主党と希望の党に統一会派の結成を申し入れましたが、立憲民主党は希望の党とは理念や政策が異なるとして、3党で統一会派を結成することはできないという考えを伝えました。
民進党は26日午後、国会内でおよそ50人の国会議員が出席して両院議員総会を開き、増子幹事長が、来年の通常国会で安倍政権と対じするため、立憲民主党と希望の党に統一会派の結成を申し入れる方針を示しました。
そのうえで増子氏は、統一会派の結成に向けた両党との交渉では、安全保障関連法には憲法違反の部分があるとして改正を目指すことや、森友学園や加計学園をめぐる問題を追及していくことなどを基本方針とするとして理解を求めました。
これに対し出席者からは、「希望の党とは安全保障法制をめぐる憲法解釈で隔たりがある」といった意見も出されましたが、最終的には両党に統一会派の結成を申し入れることが確認されました。
これを受けて、民進党の増子幹事長は国会内で、立憲民主党の福山幹事長、希望の党の古川幹事長と相次いで会談し、統一会派の結成を申し入れました。
これに対し立憲民主党の福山氏は、希望の党とは理念や政策が異なり、3党で統一会派を結成することはできないとしたうえで、統一会派の結成は立憲民主党の綱領などに賛同してもらうことが前提になるという考えを伝えました。
一方、希望の党の古川氏は申し入れを党に持ち帰って検討する考えを伝えました。