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12月11日 20時18分陸自 日報データ保管
自民党の稲田元防衛大臣は、みずからが会長を務める議員グループの勉強会におよそ1年ぶりに出席し、「政治の原点に立ち戻りたい」と述べ、グループの活動を通じて、積極的に発信していく考えを示しました。
自民党の稲田元防衛大臣は、ことし7月にPKO部隊の日報問題で辞任したあと、党や国会の主要な役職には就かずに活動を続けています。
こうした中、稲田氏はみずからが会長を務め、日本の伝統を重視するよう訴えている議員グループ「伝統と創造の会」の勉強会におよそ1年ぶりに出席し、「防衛大臣としての1年間、非常に厳しく困難な試練の時であったが、有意義な1年でもあった。自分の経験不足や至らなさはしっかり反省したうえで、政治の原点に立ち戻りたい」と述べました。
そのうえで稲田氏は「わが国を取り巻く安全保障環境は大きく変化し、厳しい状況だ。『戦う政治家』として活動をしていきたい」と述べ、グループの活動を通じて積極的に発信していく考えを示しました。
「伝統と創造の会」には、中堅・若手議員を中心に45人が参加していて、今後、外交・安全保障や、憲法改正、歴史認識をめぐる問題などの議論を精力的に行うことにしています。