【北京=東慶一郎】中国の国営新華社通信は22日、日本の衆院選投票が終わった2分後に「日本の与党陣営が過半数獲得へ」と速報を配信し、関心の高さを示した。
中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報(電子版)も、特設のホームページを使って情勢を詳報した。22日の開票前に配信した記事では、中国政府が警戒する憲法改正について「安倍首相の『初心』であることは誰もが知っているが、遊説ではほとんど触れなかった」とし、選挙後の手続きに警戒感を示した。
新華社は21日には選挙結果の展望記事を配信し、「野党の分裂で自公政権が漁夫の利を得ている」と分析していた。
http://sp.yomiuri.co.jp/world/20171022-OYT1T50191.html?from=ytop_main6