毎日新聞2017年7月31日 23時39分(最終更新 8月1日 00時33分)
https://mainichi.jp/articles/20170801/k00/00m/010/142000c
自民党の竹下亘国対委員長は31日、民進党の山井和則国対委員長と国会内で会い、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題を巡る衆院安全保障委員会の閉会中審査に関し、稲田朋美前防衛相の出席を拒否する考えを伝えた。竹下氏は28日には山井氏に「努力はする」と伝えていたが、態度を変えた。
竹下氏は会談後、記者団に「稲田氏は辞任という一番重い責任の取り方をした。辞任した大臣を国会に呼び出すことはやってはいけないと判断した」と語った。山井氏によると、竹下氏は「数人と相談し、出さないとの結論になった」と説明したという。山井氏は記者団に「首相の『秘蔵っ子』である稲田氏を守ろうというそんたくだ。疑惑隠しだ」と語り、引き続き稲田氏招致を求めると語った。
両党は8月3日の内閣改造後に閉会中審査を開くことでは一致しており、衆院安保委は31日の理事懇談会で、日報に関する特別監察結果について8月1日に防衛省から説明を受けることを決めた。野党側は公開を求めたが与党が反対し、議事録を取らない理事懇で説明を受ける。【光田宗義、真野敏幸】
https://mainichi.jp/articles/20170801/k00/00m/010/142000c
自民党の竹下亘国対委員長は31日、民進党の山井和則国対委員長と国会内で会い、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題を巡る衆院安全保障委員会の閉会中審査に関し、稲田朋美前防衛相の出席を拒否する考えを伝えた。竹下氏は28日には山井氏に「努力はする」と伝えていたが、態度を変えた。
竹下氏は会談後、記者団に「稲田氏は辞任という一番重い責任の取り方をした。辞任した大臣を国会に呼び出すことはやってはいけないと判断した」と語った。山井氏によると、竹下氏は「数人と相談し、出さないとの結論になった」と説明したという。山井氏は記者団に「首相の『秘蔵っ子』である稲田氏を守ろうというそんたくだ。疑惑隠しだ」と語り、引き続き稲田氏招致を求めると語った。
両党は8月3日の内閣改造後に閉会中審査を開くことでは一致しており、衆院安保委は31日の理事懇談会で、日報に関する特別監察結果について8月1日に防衛省から説明を受けることを決めた。野党側は公開を求めたが与党が反対し、議事録を取らない理事懇で説明を受ける。【光田宗義、真野敏幸】