英政府は13日、英国の欧州連合(EU)離脱に向け、EU法を国内法に置き換えるための通称「廃止法案」を発表した。EUとの政治、財政、法律面でのつながりを断ち、立法権をEUから英国に取り戻すための法律。2019年の離脱をスムーズに実施するために不可欠な国内手続きだが、野党から反対の声も上がっている。
英国はEUの前身である欧州共同体(EC)加盟に先立ち、「1972年欧州共同体法」を制定。EU法が国内法に優越すると定めているが、廃止法により72年法は無効となる。そのままでは法体系に空白が生じるため、EU法を国内法に移し替える必要があり、廃止法がそれを規定する。(ロンドン 岡部伸)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170714-00000558-san-eurp
英国はEUの前身である欧州共同体(EC)加盟に先立ち、「1972年欧州共同体法」を制定。EU法が国内法に優越すると定めているが、廃止法により72年法は無効となる。そのままでは法体系に空白が生じるため、EU法を国内法に移し替える必要があり、廃止法がそれを規定する。(ロンドン 岡部伸)
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