5月21日 18時58分
安倍総理大臣は、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて開いたNSC=国家安全保障会議の閣僚会合のあと、記者団に対し、
今週イタリアで開かれるG7サミット=主要7か国首脳会議で、北朝鮮への対応を主要な議題とし、明確なメッセージを出したいという考えを示しました。
政府は、北朝鮮が21日夕方、弾道ミサイルを発射したことを受けて、午後6時20分すぎから、総理大臣官邸で、安倍総理大臣や岸田外務大臣、稲田防衛大臣らが出席して、NSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開きました。
このあと、安倍総理大臣は総理大臣官邸で記者団に対し、「北朝鮮が国際社会の強い警告にもかかわらず、1週間のうちに、またもや弾道ミサイルの発射を強行した。
国際社会の平和的解決に向けた努力を踏みにじるものであり、世界に対する挑戦だ」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「今週にはG7サミット=主要7か国首脳会議も予定されており、北朝鮮の問題を主要な課題として、しっかり議論し、G7で明確なメッセージを発出したい」と述べました。
そして安倍総理大臣は「韓国、アメリカはもちろんだが、中国やロシアとも連携していくことが大切だ。
アメリカ、韓国、中国、ロシアとも結束しながら、国際社会とも連携してき然とした対応をとっていく」と述べました。
外相「断じて容認できず さらなる圧力必要」
岸田外務大臣は、外務省で記者団に対し、「14日の弾道ミサイルの発射に続き、きょう、また弾道ミサイルが発射された。
北朝鮮の挑発行動は新たな段階の脅威であり、わが国を含む地域、国際社会に対する明らかな挑発行為で、断じて容認できない。北京の大使館ルートを通じてすでに抗議を行っている」と述べました。
そのうえで岸田大臣は、「こうした北朝鮮の挑発行動をみるとき、さらなる圧力が必要だということを改めて強く感じる。
米国、韓国とも連携しながら、中国へ働きかけを続けるなど、引き続き、北朝鮮への圧力を考えていかなければならない」と述べました。
さらに、岸田大臣は、「国連安保理における対応も重要で、韓国、アメリカの代表部とすりあわせを行うよう指示した」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170521/k10010989901000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
安倍総理大臣は、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて開いたNSC=国家安全保障会議の閣僚会合のあと、記者団に対し、
今週イタリアで開かれるG7サミット=主要7か国首脳会議で、北朝鮮への対応を主要な議題とし、明確なメッセージを出したいという考えを示しました。
政府は、北朝鮮が21日夕方、弾道ミサイルを発射したことを受けて、午後6時20分すぎから、総理大臣官邸で、安倍総理大臣や岸田外務大臣、稲田防衛大臣らが出席して、NSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開きました。
このあと、安倍総理大臣は総理大臣官邸で記者団に対し、「北朝鮮が国際社会の強い警告にもかかわらず、1週間のうちに、またもや弾道ミサイルの発射を強行した。
国際社会の平和的解決に向けた努力を踏みにじるものであり、世界に対する挑戦だ」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「今週にはG7サミット=主要7か国首脳会議も予定されており、北朝鮮の問題を主要な課題として、しっかり議論し、G7で明確なメッセージを発出したい」と述べました。
そして安倍総理大臣は「韓国、アメリカはもちろんだが、中国やロシアとも連携していくことが大切だ。
アメリカ、韓国、中国、ロシアとも結束しながら、国際社会とも連携してき然とした対応をとっていく」と述べました。
外相「断じて容認できず さらなる圧力必要」
岸田外務大臣は、外務省で記者団に対し、「14日の弾道ミサイルの発射に続き、きょう、また弾道ミサイルが発射された。
北朝鮮の挑発行動は新たな段階の脅威であり、わが国を含む地域、国際社会に対する明らかな挑発行為で、断じて容認できない。北京の大使館ルートを通じてすでに抗議を行っている」と述べました。
そのうえで岸田大臣は、「こうした北朝鮮の挑発行動をみるとき、さらなる圧力が必要だということを改めて強く感じる。
米国、韓国とも連携しながら、中国へ働きかけを続けるなど、引き続き、北朝鮮への圧力を考えていかなければならない」と述べました。
さらに、岸田大臣は、「国連安保理における対応も重要で、韓国、アメリカの代表部とすりあわせを行うよう指示した」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170521/k10010989901000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001