5月14日 17時20分
任期満了に伴う岐阜県美濃加茂市の市長選挙が14日に告示され、受託収賄などの罪で有罪判決を受けた現職の藤井浩人氏が、無投票で3回目の当選を果たしました。
岐阜県美濃加茂市の市長選挙の立候補の受け付けは、14日午後5時で締め切られ、無所属で現職の藤井浩人氏以外に届け出が無く、藤井氏が無投票で3回目の当選を果たしました。
藤井氏は32歳。4年前、当時、全国最年少の28歳で市長に初当選しました。
その後、市議会議員時代に浄水設備の導入をめぐって業者から賄賂を受け取ったとして受託収賄などの罪に問われ、1審の判決は無罪でしたが、2審の名古屋高等裁判所は去年11月、執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
藤井氏は、判決を不服として上告するとともに、「市長を続けることに市民の信を問いたい」として、去年12月に辞職したうえで、ことし1月の出直しの市長選挙に立候補し、再選を果たしました。
今回の選挙は、藤井氏が辞職する前の1期目の任期が来月に満了するのに伴うもので、藤井氏の新しい任期は4年後の2021年までになります。
ただ藤井氏は、仮に在職中に有罪が確定すれば自動的に失職します。
藤井氏「事件は事実無根 自信を持って職を全う」
無投票での当選を果たした藤井氏は「裁判を抱えていることに変わりはないが、事件は事実無根であり、後ろめたい点は無いので、全力で自信を持って市長職を全うしたい。
市民の皆さんに、この地域に生まれてよかったと思ってもらえるような地域づくりをしていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170514/k10010981201000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
任期満了に伴う岐阜県美濃加茂市の市長選挙が14日に告示され、受託収賄などの罪で有罪判決を受けた現職の藤井浩人氏が、無投票で3回目の当選を果たしました。
岐阜県美濃加茂市の市長選挙の立候補の受け付けは、14日午後5時で締め切られ、無所属で現職の藤井浩人氏以外に届け出が無く、藤井氏が無投票で3回目の当選を果たしました。
藤井氏は32歳。4年前、当時、全国最年少の28歳で市長に初当選しました。
その後、市議会議員時代に浄水設備の導入をめぐって業者から賄賂を受け取ったとして受託収賄などの罪に問われ、1審の判決は無罪でしたが、2審の名古屋高等裁判所は去年11月、執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
藤井氏は、判決を不服として上告するとともに、「市長を続けることに市民の信を問いたい」として、去年12月に辞職したうえで、ことし1月の出直しの市長選挙に立候補し、再選を果たしました。
今回の選挙は、藤井氏が辞職する前の1期目の任期が来月に満了するのに伴うもので、藤井氏の新しい任期は4年後の2021年までになります。
ただ藤井氏は、仮に在職中に有罪が確定すれば自動的に失職します。
藤井氏「事件は事実無根 自信を持って職を全う」
無投票での当選を果たした藤井氏は「裁判を抱えていることに変わりはないが、事件は事実無根であり、後ろめたい点は無いので、全力で自信を持って市長職を全うしたい。
市民の皆さんに、この地域に生まれてよかったと思ってもらえるような地域づくりをしていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170514/k10010981201000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002