同古墳は、昭和43年の宅地造成工事に伴い、県立橿原考古学研究所が発掘調査を行い、横穴式石室や家形石棺、朝鮮半島由来の副葬品を発見。被葬者は朝鮮半島とかかわりのある権力を持った人物と推定されている。
近年、古墳の斜面で湧き水による崩落が見つかったことから、市が令和2年度から測量と発掘調査を実施した。その結果、石室の床に地盤を補強するための石が敷き詰められていたことが判明。また、家形石棺は奈良県香芝市の二上山付近の凝灰岩が使用され、ふたには縄をかける突起があったことが分かった。
市まちづくり戦略課の十文字健・文化財保存活用係長は「最新の技術で石材や石室構造が詳しく判明した。今後の調査や研究を進める上で大きな手掛かりになる」と話している。
現地説明会は3月2日正午~午後3時半。
2/28(金) 14:33配信
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