物価高が続き、野菜の値段も上がっている中、身近な「キャベツ」の値上がりが大きな話題となっています。食卓に大きな打撃を与えていますが、野菜などを山盛りにトッピングするのがウリの人気ラーメン店も悲鳴を上げています。
醤油ベースのこってりとしたラーメンに…これでもかとのせる野菜のボリューム。
鳥取県米子市と島根県安来市の県境に位置するラーメン店「笑福」で味わえるこちらのラーメンは、これだけ野菜を盛っても、価格は通常と変わりません。
小林健和キャスター
「これがラーメンの全増し。すさまじい量ですね。いただきます…ガツンときますね。こってりとしたスープに太麺がしっかりとよく絡むんですね。キャベツやもやしをたくさん盛る『野菜増し』というのがこちらの店のウリなんですけど、実は今これが店を苦しめているというんです」
「野菜増し」が店を苦しめる…店の人に話を聞くと。
笑福米子陰田店 遠藤和明さん
「色んなものも上がっているし、『キャベツ』も高くなってきて、なかなか最近は特に大変。ちょっと厳しいですね」
キャベツ価格の高騰です。こちらのラーメン店では1日にキャベツをおよそ8玉使用しているということで、日々、店の経費を圧迫しています。
笑福米子陰田店 遠藤和明さん
「いま1ケース(8玉)4800円ですね。安い時だと1000円から1200円なので、4倍になっています」
農林水産省が今月7日に発表した食品価格動向調査によりますと、キャベツは全国平均で1キロ当たり453円となっていて、平年と比べると3・36倍に。
米子市内のスーパーでも、1玉あたりの価格が例年と比べて4倍ほどに上がっているといい、1玉500円に迫る勢いとなっていました。
客は
「よく使うんですけど、やっぱり高いからね。買わなくなるか、別の献立に代えたりします」
全国では1玉1000円を超える店も出ていると言います。なぜキャベツがこんなに高いのでしょうか?
スーパーの担当者
「12月中旬くらいからかなり値段が上がってきていて、秋冬にかけての生育不良ということででなかなか値段が安くなりません。
キャベツの今のシーズンの主な産地というのが、関東ですと愛知県が中心になります。当店では鳥取県産を使用しているのでその分安くはなりますが、鳥取県も雪が降ったりしますので、この先については見通しがつかない状況ですので、今後どうなるのか私たちも非常に不安です」(以下ソースで
1/15(水) 15:04配信 BSS山陰放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d2105250357047a407e9918baa20300400df6ce
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