去年5月、横須賀市内の郵便局で偽造書類を提出し、業務を通して知り合った高齢男性の口座から700万円を引き出したなどとして、神奈川県警は男性巡査長を懲戒免職としました。
免職の懲戒処分を受けたのは、横須賀警察署地域課で駐在所勤務の36歳の男性巡査長です。
神奈川県警によりますと男性巡査長は去年5月、業務を通じて知り合った70代男性の通帳とともに、偽造した委任状などを市内の郵便局に提出し、男性の口座から現金700万円を引き出したとして逮捕・起訴されました。
また、去年3月には駐在所で拾得物として取り扱ったICカードを着服し横領したとして追送検されていました。
これまでに郵便局で巡査長は制服を着用し警察手帳を提示していたことなどが分かっていますが、その後の調べで巡査長から払戻請求における立ち合いの依頼をうけた横須賀南警察署の40歳の男性巡査長も犯行当日に郵便局を訪れていたことが判明。
2人で警察手帳を提示するなどしていたということです県警はこの巡査長を「戒告」の懲戒処分としています。
2人は以前同じ警察署に勤務していましたが巡査長は「仕事だと思っていた」と話をしているということです。 https://news.yahoo.co.jp/articles/8033d2211635462521061bac6e8eeb4f8156fb36