うどんチェーン「 資すけ さんうどん」が、関東で初めて千葉県八千代市に出店した。食べ物としての「資さんうどん」は北九州のソウルフードと呼ばれているといい、同市への出店で「丸亀製麺」と「はなまるうどん」の「2強」を追う足がかりにするという。
同チェーンは昨年10月、外食大手「すかいらーくホールディングス(HD)」の傘下に入り、全国展開を加速している。昨年末に開店した八千代店(八千代市大和田新田)は、全国74店舗の中でも最大級の130席で、丼やおでんなど100種類以上のメニューを提供する。
看板メニューは、「肉ごぼ天うどん」と「カツとじ丼」、ぼた餅などのデザートを組み合わせた「資さんしあわせセット」。無料で取り放題の天かすと、とろろ昆布がつく。客単価は800円台を想定しており、すかいらーくグループの飲食チェーンの中では、最も低い価格帯に抑えたという。
2月には東京・両国に関東地域2号店を出店する。「資さんうどん」の運営会社「資さん」の崎田晴義会長(58)は「味にこだわりが強い関西でも認められた。関東でもしっかりやれる」と話した。
2025/01/11 07:15 読売新聞オンライン
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