※2024/7/25 18:33
神戸新聞
兵庫県立こども病院(神戸市中央区)は25日、同市の未就学男児に行った心臓手術で、空気が脳に入って血管が詰まり、高度の脳障害が生じたと発表した。男児は歩行や会話が困難になるなど重度の後遺症が出ている。
飯島一誠院長らが同日会見し「患者さんとご家族、県民に深くおわびする」と謝罪した。
同病院によると、男児は通常二つある心室が一つしかない単心室症を患っており、昨年5月、心臓を経由せず人工血管で血液が肺に届くようにする手術を受けた。その際、誤って心臓に入った空気が血管を通じ、脳まで達したという。手術は心臓血管外科医3人らが実施。空気が流れていることに気付いたが、対応が間に合わなかったという。
手術後、男児はけいれん発作が約6時間続き、CT検査で脳障害の兆候が確認された。院外の医師を含む調査委員会による検証を受け、同病院は医療過誤と判断した。
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