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2024/07/08(月) 01:35:04.10ID:MGzAko8p9東京都知事選で、立憲民主党などが支援した無所属新人で前参院議員の蓮舫氏が敗北した。得票数は、3選を確実にした現職の小池百合子氏のみならず、政党から支援などを受けていない新人の石丸伸二氏をも下回る見通しとなり、党内には衝撃が走った。
立民の大串博志選対委員長は7日夜、党本部で記者団に「厳しい結果だった。しっかり分析した上で次につなげていきたい」と語った。
立民は、自民、公明両党の支援を受けた小池氏を意識し、派閥パーティー収入不記載事件で揺れる自民への批判を重ねて「与野党対決」を強調した。4月の衆院3補欠選挙で全勝し、5月の静岡県知事選でも推薦候補が当選を果たした勢いの持続を狙ったが、上げ潮ムードに水を差した形だ。
蓮舫氏に対しては、共産、社民両党も支援に回り、結束して与党に挑む姿を演出した。ただ、立民にとっては、共産との「共闘」の是非を巡り、支援組織である連合と国民民主党との間に禍根を残した戦いでもあった。
連合や国民民主は、政策面で隔たりがある共産との選挙協力に否定的な立場だ。都知事選では、国民民主都連と連合東京が小池氏を支持し、立民との溝を印象づけた。
大串氏は、今後の共産との「共闘」の在り方については明言せず「よく分析、検証した上で臨んでいきたい」と述べるにとどめた。一方、共産の小池晃書記局長は記者団に「共闘がマイナスに働いたことは一切ない」と持論を展開した。
国民民主は、都知事選を契機に、立民に対して共産との関係の見直しを促していく構えだ。
令和4年の参院選東京選挙区(改選数6)では、蓮舫氏ら立民候補2人と共産、社民両党の候補各1人が、計約178万7千票を獲得している。この票数を都知事選での蓮舫氏の得票が下回った場合、国民民主による「共産切り」の圧力はさらに強まりそうだ。(深津響)
https://news.yahoo.co.jp/articles/249c9ee174d35c7aca7e4ae287aa741632842a63