読売テレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/486dcf2881e6b9f4d310008e22e50ff5e5a8b79d
インド料理店などで窃盗を繰り返したとして、31歳の男が逮捕・起訴されました。男は「カレーが好きだった」と供述しています。
切通大雅 記者
「男はインド料理店を狙って窃盗を繰り返していました。カレーが好きだったということです」
警察によりますと、住居不定、無職の山本凱士被告(31)は昨年5月、奈良市内のインド料理店に侵入し、レジにあった現金、約1万5000円を盗んだ罪に問われています。
被害にあった店のオーナー ブランバト ディパックさん
「レジを開けても、中に何もなくて空っぽだった。(棚の)中のものは全部、下にあった。お金を探していたのかも知れない」
店のオーナーなどによりますと、犯行は夜中、店が無人になった際に行われ、入り口のドアをバールで壊して侵入し、店内を物色したうえでレジをこじ開け、現金を盗んだとみられます。
山本被告はほかのインド料理店やネパール料理店などでも盗みを繰り返し、スパイスやナンの材料を盗むこともあったということで、調べに対し、「カレーが好きだった。外国人が経営する店は、現金をレジで管理しがちだった」などと話しているということです。
警察は、山本被告が一昨年から昨年までに関東や関西で100件以上、盗みを繰り返し、あわせて800万円分を盗んだなどとして、24日までに書類送検し、捜査を終えました。