1日、滋賀県警は、同僚から財布やクレジットカードを盗んだなどとして、警察官2人を懲戒免職、1人を減給処分としました。
滋賀県警が1日付で懲戒処分としたのは、24歳から30歳の男性警察官3人です。
①大津警察署 巡査 高塚玲音被告(24)免職
高塚被告は、去年6月から今年4月にかけて、警察署の更衣室で、同僚の財布を盗んだり、住んでいるマンションの共用倉庫に置かれていたバッグなどを盗んだなどとして、懲戒免職となりました。
高塚被告は盗んだ財布やバッグなどをリサイクルショップで売っていたということで、「借金があり金に困っていた」と話しているということです。
②男性巡査部長(30)免職
巡査部長はことし1月、滋賀県内の警察署の更衣室で、同僚警察官のバッグに入っていた、クレジットカードを盗み、また別のカードをスマホで撮影して、不正に使用していたとして、懲戒免職となりました。
巡査部長はこれらのクレジットカードを使って、インターネットで商品を注文したり、自らの光熱費を払ったりしていて、「借金があり金に困っていた」と話しているということです。
③男性巡査長(25)減給
巡査長は、ことし4月、休日に車を運転していたところ、大津市内の交差点で右側から自転車に乗って横断歩道を渡ろうとした小学6年生の女児と接触。
女児は転倒し、打撲などのけがをしましたが、巡査長はそのまま走り去ったということで、減給処分となりました。
巡査長は「当たったことは分かったが、目視で確認できず立ち去ったと思った」と話しているということです。
巡査長は1日付で依願退職しています。
滋賀県警本部 森脇 輝彦 警務部長のコメント
「3人もの職員が、非違事案によって懲戒処分を受けることとなった事態について、大変遺憾であり、県民の皆様に深くお詫び申し上げます。職員に対して、職務倫理教育を徹底し、再発防止を図り、県民の皆様の信頼回復に努めてまいります。」
YAHOO(ytv) 6/1(木) 18:27
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