日本海側で初確認 ツキミシビレエイを展示
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20230324/3060012915.html
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日本海側では初めて確認されたとされる珍しいエイ「ツキミシビレエイ」が魚津水族館で展示されています。
ツキミシビレエイは、台湾など東シナ海の固有種とみられてきましたが、2017年に
高知県や三重県などの日本の太平洋沿岸でも確認されました。
このツキミシビレエイが3月20日、富山湾の射水市沖の定置網にかかり、
魚津水族館では日本海では初めての確認ではないかとして展示をはじめました。
展示されているのは全長46センチのツキミシビレエイで、名前にある月を連想させるような丸い体と小さな目が特徴です。
尾びれは、多くのエイの仲間のように鋭くとがった形ではなく通常の魚と同じような形です。
また、体内に発電器官があり、海底にいる小動物を電気でしびれさせて
捕食するとも言われていますが、詳しい生態はわかっていません。
魚津水族館飼育研究係の木村知晴さんは「これまで日本海で確認されていない珍しいエイですし、
とてもかわいい顔をしているので、ぜひ見に来てほしい」と話しています。
03/24 10:43