0001蚤の市 ★
2023/03/12(日) 15:07:41.65ID:H6GhWV6m9子育てに必要な費用の試算結果を発表する大阪労連の関係者
調査は大阪労連に加盟する労働者など約9500人を対象に、2021年2月から同年8月に実施。「子どもを普通に育てる」ために必要な生計費を試算した。税・社会保険料込みの月額で、30代で約45万6千円、40代で約56万円、50代で約70万円という結果で、年額換算すると30代約550万円、40代約670万円、50代約840万円。
調査で想定した「普通の生活」は、30代の場合で夫婦と小学生(公立)、保育園児(私立)の4人家族。43平方メートル前後の賃貸住宅に住み、家賃は約6万円。月の食費は11万円(1人1食300円あまり)。夫の昼食は月の半分はコンビニ弁当で、飲み会は月2回(1回の費用は3500円)。冷蔵庫、炊飯器などの家電は量販店で最低価格帯の製品をそろえ、夫はスーツ2着(約4万3千円)を着回している。教育費は幼児保育・教育無償化で負担が軽減されており、月額8750円。
教育費の負担増は大きく、40代で子どもが小学生と中学生になり、月額4万4千円。50代で長男が府内の私立大学に通うと想定すると月額13万円になる。
調査結果を分析した静岡県立短期大の中沢秀一准教授は「想定の普通の暮らしは質素で、これぐらいの最低保障ができるような政策の実行が望まれる。一つは最低賃金の引き上げ」と指摘した。
大阪日日新聞 2023年3月12日
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/230312/20230312022.html