東京で桜開花なぜ早い、今年も全国トップ予想…気温上昇だけでは説明つかない部分も
2023/02/20 20:20 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230220-OYT1T50111/
桜前線の上陸まであと1か月。気象情報各社が開花予想を相次ぎ発表している。暖かい地域から咲き始めて徐々に列島を北上する中で、目を引くのが東京の開花の早さだ。今年は九州などを抑えて、全国で最も早いとの予想もある。それほど南にあるわけでもない東京が、なぜこんなに早いのか。(池田寛樹)
開花予想
気象情報会社「ウェザーニューズ」が16日に発表した桜の開花予想では、東京の開花は3月20日。福岡と並んで全国トップだ。
ほかの気象情報会社でも、ウェザーマップは同17日と、こちらも福岡と並んで全国で最も早い。日本気象協会は同22日で、九州や四国の一部よりは遅いが、本州では広島などと並んで一番早い。
ちなみにウェザーニューズは昨年もこの時期、東京の開花は全国で最も早い3月19日と予想していた。実際の開花は同20日で、福岡の17日や高知の19日よりは遅かったが、本州で最も早かった。
直近で実際に東京の開花日がトップだったのは2020年。過去5年間は毎年5位以内で、同社の担当者は「今年の開花は全国的に平年並みか、やや早い見込みだが、東京が桜前線をリードする」と話す。
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