岸田文雄首相は6日、連合の芳野友子会長と官邸で面会し、令和5年春闘での賃上げに向け、政府、経済界、労働界の3者が参加する政労使会議の開催を「前向きに検討する」と述べた。第2次安倍晋三内閣以降開かれていない首相と連合会長の定期会談「政労会見」の復活についても、検討すると表明した。芳野氏が面会後、記者団に明らかにした。
芳野氏は「非正規雇用労働者と中小企業がどれだけ賃上げができるかが非常に重要で、今年は政労使が同じ方向を向いている」との認識を示した。「政府と労働界の信頼関係が必要だ」とも語った。
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